2017年02月24日

人間とは良く出来ている

深刻な話じゃないのだが、最近食欲が無い。
普通に腹は減るし食べてるんだけど量が圧倒的に少なくなった。
具体的に言えばやよい軒のごはんはお替りしないし
松屋の牛丼は小で精一杯。ラーメンに関しては食べたいと思わない・・・

ひえええええ、老化なの?これ老化なの??
と思う反面「おいしいもの」に対する渇望は
以前よりはるかに増えているのである。
別に高級料理を食べるわけじゃないんですよ。
でも手間を掛けられた食べ物ってのは
少量でお腹が一杯になる事を学んだのであります。

それと同時に本とかさ、映画にもあるじゃん
食べ物系のジャンルが。最近はそれを漁るように見ています。
しかし大抵が外れなんですよね。。。
リアリズムを実際の調味料の商品名とか店舗の名前を
劇中に登場させるもんだから急にCMっぽくなって
冷めちゃうんですよ。あーあ、ってな感じで。

そんな中、お!おお!!??と思った映画が1本。




料理の映像の素晴らしさ、調理の音の素晴らしさ。
みてるだけで心温まり、お腹一杯になりそうな素晴らしい映画。
もはやストーリーなんぞどうでもいい。ただただ調理シーンだけ
やっててくれ。そして中谷美紀の慈悲深い顔だけ見せてくれ。
僕としてはそれで十分楽しめるんだ!!と満足な気持ちで見ておりました。

だが後半一気に状況は変化する・・・!!
(以下ネタバレと個人的見解であります)



まずね、物語後半でいきなり中国に行っちゃうのよ!
それまでずっと金沢の中華料理屋がメインだったのに!!
宴会で使う年代モノの紹興酒が現地でしか手に入らないからなんだけど
それにしても、そこ必要か?予算余ってロケしたかっただけじゃ・・・と
無粋なツッコミをいれたくなってしまう。。。

まーでも、それはいいだろ!そこは仕方ない!!
でも何よりドッカーンと盛大にコケたのは最後のシーン。
お世話になった女社長の息子が結婚するという事で
両家の挨拶の宴会をその中華料理店でやるんですよ。

シェフのワンさんは身体を壊してしまってて、弟子の
中谷美紀がせっせと料理をする。最後いよいよデザートって時に
女社長がワンさんに料理を1品頼むんですよね。
それを麻痺した手をプルプルさせながら弟子と協力して作る訳です。
イイハナシじゃないですか、勿論おいしいと大好評。

無事に宴が終わって皆がご馳走様という時に
結婚する娘さんの方がみんなにありがとうのご挨拶をする訳です。
設定ではその子は23歳の声楽の学校に通ってるというになっていて
黒髪セミロングの上品そうな子でした。

その彼女がお礼にといきなりオペラを歌いだします!勿論無伴奏で!!

これが超絶心に響かね========!!!!!!
上手いとか下手とかじゃなくて、全然響かね=======!!!!!

ウルっとしてた俺は一瞬でiPadをほうり投げましたよ・・・
別にきっとこの子が悪いんじゃない、俺の心が汚れてるんだと
ひたすらに思いましたけども。
やっぱり生でD門さんのオペラとかを見ていると
あの凄さと無意識に比較してしまうんでしょうね、全然感激できなかったな〜

そしてなにかのお礼として自分の中にあるエンターテイメントを
提供する怖さも感じました。自分は好きだから他人も好きだろうという
思い込みは1歩間違えばとんでもない凶器となるのです。

で、やっぱりバンドにどうしても当てはめてしまうのだけど
曲でも30分のライブでも着々と積み上げていったものを
フィナーレとしてどう終わらせるか?って難しいですな〜〜〜
でもその前までがしっかりと組み立ててあると自然と答えは出てるんですよね。

映画っておもしろい!(今更

じゃ、四谷で。

posted by Boone! at 17:28 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする