2016年08月27日

両者共に想像力。




この記事読んでうなずく所もあればブヒーと思う事もしばしば。

ライブハウスって1つの店が大きく分けて2つに別れています。
製作と現場です。

製作ってのは主にブッキングしたりイベント組んだり当日までに
その枠組みを作る仕事。音響は当日にその枠組みにそって
出演者と一緒に一日を作る仕事です。

製作=店長・ブッキング
現場=音響/照明や受付/BAR

もですよね。
どちらも出演者とお客さんを第一に思って仕事をする立場。
お互いに理解と想像力を働かせればおのずと
良い仕事になるのは当たり前。これは誰でもわかると思います。

ただ、ライブハウスに置いてはこの両者が喧嘩をする場合が
非常に多いんですよ。お客さんを第一に考えている両者なのに
なぜそんな事が起こるのか。

それはすれ違いでも行き違いでもお互いの熱量の差でもなく
純粋にお互いの想像力の欠如なんですよね。
わかりやすく言えば思いやりかな。

例えばセット図が予め提出されていないバンドばっかり。
当然リハーサルから進行は押していき、本番も
出演時間を守れないバンドが多くいる。
最後のバンドが本編最後の曲を演奏してアンコール。
既に定刻を40分も押している・・・

そんな時、開場は大盛り上がりな訳でバンドもやる気まんまん。
普通に考えれば帰るの遅くなってもお客さんとバンドが
求めてるんだからやっていいよ!となるじゃないですか。

でも現場にしてみたら、誰のせいでこんな時間に
なっとんじゃい!って話もある訳ですよ。
でも製作にしてみたら、その場の熱量だけを見てしまうので
「音響!!アンコールやるぞーー!!」ってなるじゃないですか。

そりゃブチ切れますよね(笑

上の記事に音響さんが客出しの音止めて帰るっていうのも
もしかしたら色んな事情があるのかもしれない。
なにかにブチ切れてたりするかもしれないんですよ。

まぁ、でも!お客さんの事考えたらやっちゃダメですよね。
じゃあどうすりゃいいのか。
それはもうお互いの想像力しかないのです。

音響が電源を落とさないと帰れない。
でもまだイベントは続いてしまっているなら
製作が音響に話をして
「遅くなってごめんよ、でも今音を止めたくないから
電源の切り方を教えておいておくれ。俺切っとくから」
でいい訳ですよ。

そしたら音響さんも
「いやいや、それならもうちょっと残って最後までやってくっす」
みたいになるかもしれないじゃないですか。

「製作/現場の人間はお客さんの事を第一に考える。」
これは疑いなくそのとおりです。
でもその為には、スタッフ同士を思う想像力も必要なんですよ。

余裕のないやつはお客さんの事も考えられないもんです。
その余裕を自分で作り上げるのがプロなんですけど
人間ですからね、我々は。そう出来ない時だってあります。
だからこそスタッフ同士の思いやり、想像力が必要なのです。

音楽が好き ライブハウスが好き
遊びに来たお客さんに喜んで貰いたい
バンドに素敵なライブをしてもらいたい

我々裏方はこの広い世の中で
こんなに大きな3つの事を共有しているんです。
だったら上手くいかない理由なんてないでしょう。
ヒロトも言ってたじゃないですか。

じゃ、四谷で。
posted by Boone! at 16:57 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする